
当サロンで扱うことの多い症状と、その改善例。(仮題)
① 頭
頭痛
原因がとても複雑で命の危険を伴うものもあるので、まずは医師に診てもらうことをお勧めします。わからないと言われることが多いと思いますが、腫瘍などの可能性を消去するために必要なことと考えています。そのうえでこちらに来られる場合は、症状によって異なる原因を探し、それに見合ったケアを行います。
偏頭痛に対しては頸椎(首の骨)に対するアプローチや、血管(動脈)のリリースなどが効果的とみています。上半身の緊張緩和を中心に頸部のリラックスを目的とした施術を行います。
下を向いたときに前頭部に痛みが出るタイプは脳脊髄液の減圧が原因になっていることが多いので、それを引き起こすことで知られる骨盤の仙骨周囲を丁寧にチェックします。
上を向いたときに後頭部が痛むタイプは腰の筋膜のかたさや冷えが原因になっていることが多いので骨盤の矯正や筋膜リリースなどで対応します。その他、眼精疲労や首の疲労、胃や肝臓が敏感になって症状が出るタイプなど、原因探しと改善へのお手伝いを行っています。
② 首
首の痛み
上を向く時の痛み
咽から胃にかけての消化管の問題を中心に、同時に背骨のズレや疲労の蓄積がある場合もあります。(めまいや吐き気を伴う場合も同じです。)
咽や胃の緊張緩和を行い、必要に応じて首や背中の骨格矯正も行います。
下を向く時の痛み・嚥下障害
咽~胸部~腹部の緊張や、慢性的な硬さによっておこります。
これらはデリケートな部分であることを踏まえ、丁寧なリリーステクニックを使い改善につなげていきます。
左右を振り返る時の痛み
胸椎や肋骨の可動域不足が多いですが、胸部臓器(心臓・肺・血管や気管支)の可動域が減少している例も多く見受けられます。
特に症状が長く続いておられる方は後者の可能性が極めて高いように思います。
カイロプラクティックのテクニック、胸部の内臓マニュピレーションで改善につなげていきます。
左右に傾けるときの痛み
これは肩の関節の不安定、指の筋肉のかたさが原因になっている場合がほとんどですが、まれに背骨のずれも関係します。
肩関節を安定させる手技や筋力トレーニング、指の筋肉のストレッチなどを組み合わせて改善につなげていきます。
上記の痛みが二つ以上同時にある
これは慢性疲労と呼吸機能の低下、ストレスや冷えなども加わった状況に上記の条件が混ざった極めてひどい状態といえます。
3~5回はなるべく間を開けずに来院してください。
顎が痛い・開けにくい・嚙み合わせ
顎の問題の多くは、その周辺に原因となる要素がほとんどありません。
そして、一般的に「顎関節症」とよばれるものは大きく3つにわけることができます。
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開けるときに痛い、または音が鳴る。
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噛むときに痛みが出る。
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何をしていても関係なくズキズキと痛む。
3番目に関しては、耳下腺が腫れているなどの問題がある可能性もあるので、まずは医師に診てもらうことをお勧めしますが、ほかの二つは当サロン独自のユニークなアプローチにより多くの方が改善されています。
嚙み合わせの問題や幼児の歯並びについても気軽にご相談ください。
③ 肩
肩こり、肩の痛み
肩こりと一言でいっても原因は様々なので、それぞれのテーマに沿ったケアが必要になります。主に眼の疲れ・指や肘の疲れ・筋膜のかたさ・血行不良・呼吸器系の問題などが原因になっています。
肩を動かすときの痛み
肩の関節がゆるく不安定、もしくは逆に固くなって動きにくくなっている場合がほとんどです。過去の事故やスポーツ障害、ハイハイをあまりせずに早く歩いたなどの原因に沿ったケアを行います。
四十肩と五十肩
これに関しては、特に何もしなくても時期が来たら自然に治るものですが、少しでも楽に過ごせる提案や、痛みがなくなった後の可動域回復のお手伝いをさせていただきますので、気軽に相談してください。
④ 肘や手首
肘や手首の問題
何も覚えがないのに肘が痛い
これは四十肩や五十肩とほぼ同じ問題と考えられます。
特に何もしなくても治りますが、しいて言えば、冷えに注意して痛みのある動作を避けてください。
野球肘・テニス肘
上半身の発達に起因する筋バランス不良や重心移動の癖などが原因で起こります。
根本解決を目指すのであれば、全身のバランス調整が必要になります。
肘が曲がりにくい
骨折後の経過が良くない場合などを除いて、多くの場合シンプルな手技で改善します。
手首の捻挫
シンプルかつ確実な手技で対応します。
手首や指の腱鞘炎、ドケルバン症
これは主に体幹の問題が原因になっています。肩甲骨、肋骨と胸椎、骨盤と股関節の状態を整え自然に良くなるお手伝いをします。
突き指
シンプルかつ確実な手技で調整します。10~30年以上前のものでも対応します。
⑤ 背中
背中の痛み
背中の痛みは単なる筋肉の疲労から手足の疲労、血行不良(特に奇静脈とよばれる血管)や内臓由来のものまで原因が様々で、もちろん背骨のズレや姿勢も関係します。
どこがどのように痛むかなどヒアリングしたのち、丁寧に身体を観察して原因を探ります。
手や足のしびれ
手においては頚腕症候群や胸郭出口症候群、足ではいわゆる座骨神経痛とよばれる、お尻からふくらはぎにかけてのしびれの相談が多いです。
こちらも頭痛と同じく、まずは医師の診察を受けて深刻な病変がないことを確認してから来院されることをお勧めします。
対象となるのは、すぐに手術が必要なほどではないと診断された椎間板ヘルニアや脊柱管狭窄症、画像検査では原因が特に見当たらないもので、深い症状の緩和を目的としての施術を行います。
すべてのしびれ症状に関しては、原因の根が深く、短期間で満足のいく結果が出ることは少ないですが、時間をかけて丁寧に身体を調整することにより全体的な体調の改善とともに軽減していくことが多いです。
⑥ 内蔵
内蔵
内臓の不調と整体?と思われる方も多いかもしれません。
しかし、呼吸を行う筋肉である横隔膜や骨盤底筋。そしてそれらの運動を妨げる腸の動きや肝臓のうっ血など、身体の外から手で触れながら改善できる問題は意外なほどあります。
胃の問題から首や顎の症状、腎臓の下垂や膀胱のかたさから腰痛、腸の問題から股関節痛など、改善例はこれまで数千にのぼります。
是非お気軽にご相談ください。
⑦ 腰
腰痛
腰痛と一言にいっても特定の動作が辛いもの、同じ姿勢が辛いものなど様々なパターンがあり、大きく次の5つに分けて考えることができます。
詳しいヒアリングと手技による検査を行い、原因に沿ったケアを行うことにより、多くの方が早期改善されています。
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ギックリ腰は、主に身体の動かし方の問題です。効率的に回復する方向のケア、痛めない動き方の指導、筋力強化のための体操指導を行います。
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腎臓や腸、女性では子宮など、内臓由来の問題。内臓マニュピレーションとよばれるテクニックや、神経の伝達や血流を整えることによって回復力を促します。
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筋肉の緊張や筋膜のアンバランスな硬さ由来のもの。筋肉の場合は温めることにより緊張を緩和、筋膜の場合は適切なストレッチを施し、痛みの出ないバランスを目指します。
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腹部や骨盤内の動脈の緊張や鬱血など、血管由来のもの。院長の渡部博樹が数多の経験の中から開発した血管マニュピレーションというテクニックを使い、快適で痛みのない動作を可能にします。
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鬱など精神疾患に由来するもの。これに関しては専門外ですが、少しでも楽に動けるようお手伝いさせていただきます。
⑧ 股関節
股関節
歩く時の痛みや胡坐で座る時に開きが悪いなど、股関節の問題は幅広く存在します。
60歳以上の方によくみられる骨の変形や関節そのものの問題は、早い段階では劇的な改善も可能ですが、状態の悪化が進んでいるものに関してはケアの効果が見込めないものもあります。
気になり始めたら痛み止めを飲みながら様子を見るなどして放置せずに、なるべく早くお越しください。
筋膜リリースなどのテクニックと関節の調整を組み合わせることにより、病院で手術を勧められるような方でも、長期にわたり日常生活に支障が出ない状態で過ごしておられます。
また年齢に関係なく発生する、筋肉の緊張や筋膜の硬さ由来の症状に対してはストレッチやバランシングなどの手技によって改善につなげていきます。
また、出産後や内臓下垂によっておこる腹膜のかたさや内臓由来の症状に対しては内臓マニュピレーションを施すことにより早期改善可能です。
O脚とX脚
O脚やX脚でお悩みの方は、抜群の改善率を誇る当院独自のメソッドをぜひお試しください。
O脚の原因は足を伸ばす力と骨盤を締める力の不足にあります。
歪んだ膝や足首の関節の調整はもちろん、使えてこなかった力を使えるように全身を調整していきます。
X脚の原因は足を縮める力の不足です。
歪んでいる膝や足首の調整とともに体幹と足のパワーバランスを整えていきます。
⑨ 膝
膝の痛み
歩く時の痛み、階段昇降時の痛み、正座が辛いなどの症状。
膝の上や下、皿(膝蓋骨)の周りや関節の中のほう、内側や外側など、痛みの出る場所も様々です。
事故や転倒時に膝をぶつけてから、スポーツで膝を痛めてから、特に覚えはないが違和感がだんだんと強くなるなど、当サロンではこれまで数多の膝の悩みに対応してきました。
膝の関節は意外にもバランスが崩れやすく、ごく小さなズレでも辛い症状が出ます。
また、かかとの骨や足背部(足の甲)、足の趾のかたさが原因になっている場合も多くみられます。
60歳以上の方によくみられる骨の変形や関節そのものの問題は、早い段階では劇的な改善も可能ですが、状態の悪化が進んでいるものに関してはケアの効果が見込めないものもあります。
気になり始めたら痛み止めを飲みながら様子を見るなどして放置せずに、なるべく早くお越しください。
筋膜リリースなどのテクニックと関節の調整を組み合わせることにより、病院で手術を勧められるような方でも、長期にわたり日常生活に支障が出ない状態で過ごしておられます。
鵞足炎とよばれる症状もなかなか改善しにくいことで有名ですが、そもそもこの問題の原因は膝にはないので背骨と足首の調整で鵞足に負担がかかりにくい環境を作ることによりスピード解決が可能です。
オスグッド・シーバー・シンスプリントとよばれるスポーツ障害に関しては、骨盤のズレと背骨の柔軟性低下および足の筋膜の硬さが原因なので、スピード解決ののちスポーツを楽しんでいただくことが可能です。
ヨガやピラティスなどの時、床に膝をつくと痛い場合もお皿(膝蓋骨)の調整で対応できますので気軽にご相談ください。
⑩ 足首
足首・足部
足首及び足部は様々な問題がおこる場所として知られており、また改善が難しい場所でもあります。
捻挫
ずれてしまった足首の関節の調整はもちろん、捻挫の痛みより歩行障害がおこっている場合の緩和ケアと、捻挫を起こしやすい全身の骨格の歪みや運動の癖までまとめて調整します。
足底腱膜炎
この症状は内臓下垂による腸の膜の可動制限に由来します。
背骨や骨盤の可動域を取り戻しつつ、内臓マニュピレーションというテクニックを用いて改善につなげていきます。
足がつりやすい
この症状は冷えと水分不足に加え、老化により硬くなってしまった関節や筋膜の問題が引き起こします。
関節と筋膜の可動域を取り戻す調整と自宅で行えるストレッチの指導などで改善につなげていきます。
外反母趾
外反母趾は足の趾が歪むから痛みが出るわけではありません。
痛みの元となる眼球付近の頭蓋骨の調整で痛みを緩和し、血流と神経伝達の問題を改善して歪みの進行を食い止めます。
浮き指・巻き爪
この症状は足裏にかかる重心バランスが後方に偏ることから起こります。
背骨の湾曲と鎖骨のバランスを整え、足裏の荷重バランスを整え、筋膜の調整とリンパ液の流れを正常化させることにより改善につなげていきます。
偏平足
この問題は、足の趾を握る力(握力)の低下に加え、腹筋と背筋のアンバランスに由来します。
足のケア、股関節や骨盤の調整、効率の良い運動の指導により改善につなげていきます。
ハイアーチ
靴に足の甲が当たり不快、片足でバランスがとりにくいなどのトラブルとなるハイアーチ。
根本的な足の捻れの癖を徹底的に解析し、全身の様子を観察しながら改善につなげていきます。
肉離れのアフターケア
運動時などに強い負荷がかかって起こるこの問題にも根本的な原因が存在します。
痛みの緩和から根本原因のケアまで、他ではありえないスピード解決のお手伝いをさせていただきます。
自律神経失調症
すべての不調は自律神経の失調によっておこるといえます。
簡単な例を挙げると自律神経失調というのは、自転車に乗ってブレーキを力いっぱい握りながら一生懸命ペダリングをしようとしているような状態です。
なぜそのような状態になっているかを解析し、自然な形で改善するようにしていくことが大切だと考えています。
ヒトの筋肉は、地球の引力や居心地の悪い環境に対して不安定な姿勢や心を保持し続けるために常にどこか使い慣れた筋肉を緊張させ続けていることが多いです。
この周りとバランスをとるための筋緊張は交感神経によって続けられるのですが、寝ている時もこれが解除されない場合は通常よりもオーバーな副交感神経が必要になります。
オーバーな副交感神経は内臓の不調を引き起こしがちで、だるさで朝起きにくい、頭が痛いなどの不快症状が出ますが大抵の方は交感神経を盛って身体を奮い立たせ、それでも足りない場合は薬で症状を抑えて仕事や学校に行くのではないでしょうか。
これは一つの例ですが、自律神経のバランスはこのようにして崩れていきます。
全身のバランス調整はもとより、快適な寝姿勢を作る体操指導を行い、睡眠の質を向上させることによりこれまで多くの方が自律神経失調状態から改善されています。
ぜひ気軽にご相談ください。
むち打ち・打撲・骨折後のアフターケア
交通事故などによるむち打ちに関しては、首や肩に痛みやだるさが出る症状がほとんどですが、腰周辺に衝撃による問題があることを忘れてはいけません。
車のどの席に座っている時に、どの方向からどれくらいの衝撃がかかったのかを分析し、最適な解決策を探します。
当サロンでは、打撲は骨折や捻挫に比べて軽い、あるいは日にち薬でよくなるものとは考えていません
打撲後は、組織の圧縮と冷え(血行不良)が数十年も残ることがあります。
打撲に対する最適なアプローチで、原状復帰のお手伝いを行っています。
例えば手首などを骨折した場合、医療機関では骨折した場所を特定して固定か手術かということになりますが、骨が折れるくらいの衝撃が身体にかかったということを考慮して周辺組織を丁寧に調べます。
ある程度時間のかかる骨折の痛みは残りながらも、周辺の関節の捻挫や打撲の痛みが軽減するだけでも随分と楽な生活が遅れることでしょう。