A. 痛みがひどく日常生活を送ることが困難な状態。
まずはB の状態になることを目標にしてください。 痛みの出る原因を探し、骨のズレの調整や筋肉の緊張をとるメニューになります。 部位や状況、個人差によって変わりますが、短期間に3~7 回の施術が必要です。 長年の癖や生活習慣による身体の歪みが疲労や冷えなどによって悪化し、特定の場所にかかる負担が限界を超えると、このような状況になります。 そのほか、捻挫や脱臼、肉離れなども気軽にご相談ください。
B. 日常生活には差し支えないが、痛みなどの不具合で快適ではない状態。
A の状態になる手前の段階、予備軍といった状況にあり、施術内容も少し異なってきます。 無意識によく使ってしまう筋肉を特定して緩めたり、あまり動かす習慣がなく、かたまりがちな部分を刺激したりしながら、身体全体のバランスを整えていきます。 10 年以上続く肩こりや慢性腰痛などを改善し、QOL(クオリティーオブライフ)を高め、C の状態になることを目標にします。 歪みの強さや身体のかたさ、不調を感じ始めてからの期間や生活習慣などによって変わりますが、月に1~4 回の施術を、半年から2 年ほど続けることが必要です。
C. 生活に支障が出るような痛みはないが老後の心配などはある。不調が出にくいように身体の調整を希望する。
このC の状態をキープするために、週に1 回~2 ヶ月に1 回ほどのペースで来院されている方が一番多いです。(長い人で20 年以上) ピアノやギターをこまめに調律したり、愛車を年に2 回点検に出したりするのと同じように、身体を最良な状態にメンテナンスします。 若々しい身体を保ち、仕事や日常生活を快適に過ごし続けることを目的とします。
D.スポーツ、ダンス、楽器の演奏などで身体を使うので、バランス調整と機能改善を希望する。
身体は特殊な使い方をすると、普通に過ごす場合に比べて、バランスが崩れて歪みにつながる機会が圧倒的に増え、スポーツ障害や不快症状が発生します。そのような状況を克服しながらレベルを高めていくということは、本来は少々難しいことなのかもしれません。そこで身体の調整を定期的に行うことにより、快適な身体操作を可能にし、ライフワークを充実させることを目的とします。スポーツで身体を痛めがちなお子様(大人も可)に対しては、効率良く負担の少ない身体操作の指導も行っていますのでご相談下さい。
特に症状はないけど顔の歪みやO脚を改善したい、身体を柔らかくしたい、肺活量を増やしたい、指が早く動くようにしたいなどの相談も喜んで受け付けます。
施術の効果をより高めるために
・締め付けの少ない楽な服装で施術を受けてください。
・心配事や不安をできるだけ思い出さずに、施術を受けるということに集中しましょう。
・痛みや症状が出ている場所に、ネガティブな感情をなるべく向けないようにしましょう。
・アプローチを受けている場所に意識を向け、感覚の変化などを感じてみましょう。
・当日は過密なスケジュールを避け、心身ともに余裕をもって過ごせるようにしましょう。
・特に症状が強く出ている方は、可能な限り施術後の運動、過度の飲食は避けましょう。