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金曜夜リストラティブヨガクラスがスタートします


FIVE ELEMENTSのNaomiです! 今日は、新しくスタートするクラスをご紹介します。 長くなりますが読んでみてもらえると嬉しいです。

--------------------------------------------------- リストラティブヨガという名のヨガをご存知ですか? ---------------------------------------------------


リストラティブという言葉の語源は、英語の「リストア(restore)」。 「(エネルギーなどを)補充する」という意味があります。


リストラティブヨガでは、ポーズをとる際に、ブランケットやボルスターなどで体をしっかりとサポートすることにより、全身の筋肉を緩め、心身を完全なリラックス状態へと導きます。


続けていくことで、自律神経のバランスも整いやすくなり、パニックやイライラ、慢性的なストレスや鬱などにも良い効果を期待できるということが、最近の研究で明らかになりつつある、今注目のスタイルのヨガです。

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私が師事しているリストラティブヨガの先生は、「100%休息するという許可を、自分自身に与えるヨガ」と表現していらっしゃいます。 私にはこの言葉が響きました。


何かしがみついているものから「100%」手を放して完全にリラックスするというのは、時に容易なことではありません。

「緊張感を手放したら、何か恐ろしい失敗をしでかしてしまうかもしれない」「人に迷惑をかけてしまうかもしれない」「将来のことを考え続けて不安になってしまう」など、子どもの頃から刷り込まれ続けてきた思考パターンは、なかなか手強いものです。 日本人には特にそういう方が多いのではないのでしょうか。


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私たちが生きていく上で、ストレスは重要な役割を果たします。 例えば、火事が起きたらすぐ逃げる、とか、怪我をしたら即座に手当をするなど、急性的なストレスは緊急事に身を守るための大切なメカニズムです。


問題は、ストレスが慢性的になった時。 思考が過去や未来を行ったり来たりしてループし続け、不安になったりパニックになったり、という状態が持続することで、脳や神経系は疲弊していきます。


慢性的なストレスにさらされている時には、瞑想が役に立ちます。 覚醒と睡眠の間の「まどろみ」の状態で、深い呼吸というリズム運動(脳はリズム運動が大好きなんだそうです)を行うことにより、心と体は徐々にエネルギーを取り戻していきます。 リストラティブヨガでは、体を最も楽な体勢にした状態で、瞑想法を行います。 隅々まで体を緩めることにより、自分自身の内側に眠る自然治癒力を引き出しやすくなると言われています。


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ヨガクラスを受けている時に泣き出してしまう人を、今まで数え切れないくらい見てきたのですが、リストラティブヨガのクラスが回数では最多だったと思います。 私もその経験があります。


何年も張り詰め続けていた箇所が緩むことで、そこに閉じ込められていた感情が溢れ出してくるのでしょうか。 泣いた後はみんなとてもスッキリとした良い表情になります。 見た目にはとても静かなヨガですが、練習者の内側に起こることはとてもパワフルなのかもしれません。 今の日本で最も広まって欲しいと私が願っているスタイルのヨガの一つです。


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3月から毎週金曜日の1830〜19:45、このリストラティブヨガのクラスを担当させて頂くことになりました。


スケジュール→ クラス紹介→ 講師紹介→


このクラスでは、全身をほぐすやさしいポーズを30分程度行なってからリストラティブヨガに入ります。 一週間の終わりに、気軽な気持ちで心と体を休めに来て頂けたら幸いです。 お疲れ気味の方は元氣を補充しに、頑張りすぎの方は是非サボりに(笑)来てください。


この機会を頂けたことに、心から感謝します。


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長々と書いてしまいました。 最後までお読みくださってありがとうございます。


Naomi

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