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第5回 トコ助産院研修会~灰谷孝先生をお迎えして~

こんにちは。トコ助産院 今西です。!(^^)!


トコ会館の庭の額紫陽花がきれいに咲いていますよ~。

紫陽花と聞けば・・・雨の季節ですね。

6月4日近畿地方も梅雨入りしました。


この梅雨入りの土曜日にトコ助産院では、第5回助産院研修会が開催されました。

講師には一般社団法人ここ・からだ 心と体の発達学習支援 代表理事の灰谷孝先生をお迎えしました。

先生のプロフィールはこちらをご覧ください。


今回のテーマは

『原始反射を卒業させ楽しく動ける体を育てよう~皆で楽しむ発達エクササイズ~』

と題しまして10時から一日の研修が行われたのでした。( ..)φ φ(..)


まずは、いつも元気なトコ助産院 渡部信子院長の挨拶ですね。

内緒ですけどね。まだまだ頭の中には新しいセミナーの企画が目白押しだそうですよ。

乞うご期待です。(^^)/


そしてそして始まった灰谷先生のお話。

灰谷先生が最初にお話しくださったのが、

学び方です。

どのように学ぶのか?

空間や姿勢など。特に姿勢について先生ならではのお話をしてくださいました。


いきなり三角座り(地方によっては体育座りとかですね。)してみましょう。

次は寝ころびましょう。足投げ出してみましょう。などなど・・・。

こんな風に⇓


先生いわく、体の内側は常に動いている。

ゆえに姿勢をたえず変えて聴いてくださっていいですよと。

現代、着座が難しくて学べない子(人)が多いとのこと。

100%の綺麗な着座の子が少ないそうです。

〈確かに!!(@_@。私事なんですがね、授業参観だ!っていうのに我が子は後ろ向いたり椅子を浮かせてみたり・・ほんまにそうですわぁ~(:_;) 〉

失礼致しました。(^_^メ)

で、それならば自分の体に正直に、集中力が高まるような姿勢をとって聴講してください・・。

と最初からビックリするようなことをおっしゃられました。

とは言ってもね~、じゃあ寝ころびながら・・・っていう方は一人も居てませんよ。(*^_^*)

そんな感じで始まりました。


で、

灰谷先生のたってのお願いで

『はいちゃん!』と呼んでください!とのことを会場内の皆さんに言われました。

ですので、こちらブログの中でも敬意と親しみを込めてそう呼ばせてもらっちゃいますね。(*^^)v


灰ちゃんは、なんと「ミスター揚げ物お菓子」の店長さんなどの経歴もおありで、

人事部で管理職の研修・企画を担当していたこともあったそうです。

そんな中、マナーを教える→心を入れ替えるということは、社会に出るまえ迄の段階ですること!

そしてその心を考えた時に体とは切り離せないと思ったそうです。

そんな変遷を経てブレインジムで学習障害の子供たちに有用な体操を教えていらっしゃいました。

灰ちゃんのモットーは、

いつでも、どこでも、誰でも、道具が無くても簡単にできて効果が出る!

そして子供たちがやれた事、やっている事を観察する目を持つことはとても大切とお話しくださいました。


さてさて本題です!

発達のピラミッドのお話から・・・。



灰ちゃんが指で示してますね。

一番下に[呼吸]があります。

発達・統合の遊びの中でも呼吸を意識させていくことがたくさんありました。

ゆっくりと深い呼吸をすると、発達のピラミッドのその次の上にある

いろいろな[感覚]が研ぎ澄まされていくようです。

その上の[姿勢・動き]のなかには、

脊椎運動・相同運動・同側運動・対側運動があります。

これらは、一般的には順番にできることのようにとらえがちですが、

なかなかそのようにはいかないことも多いようです。


発達を考えるとき

順序性と個別性を意識してみましょう。

順序・・中心→末端へ 頭側→足へ。

そして私たち看護者がよく言いましたよね、個別性!

ひとりひとり発達の順序は違います。そしてその順序を飛ばすことがあるけれど

いつでも取り返しができる!

だからその子なりの発達の順序を邪魔しないで、見守ることも大事なんだそうです。





⇑灰ちゃんと何してるのかなぁ?って思いましたよね。

脳です!はいそうです、頭の脳!

脳幹

そのうえに覆いかぶさってるのが大脳辺縁系

そのうえに右脳左脳ですね。(*^_^*)

脳幹は生命維持を左右する大切なところでしたね。そして[感覚]を担当。

大脳辺縁系は[感情]ここで快・不快を感じます。

大脳新皮質は[思考]するところ。


こうして下位の脳が発達して上位の脳へバトンタッチしていくことが

教室で学んだり、社会のルールの中で暮らしたり、友達と良好な人間関係をつくったりと複雑で人間的な活動を可能にします。

原始反射を保持したままであったりすると、日常生活で不適当な反応をしがちなために

例えば集団行動が難しかったり、感情のコントロールができなかったり、集中できなかったりします。

これが「原始反射を保持している」ことによる生きづらさ、学びづらさの仕組みだそうです。

午前中は講義中心でしたね。

お弁当が到着です。(^O^)


⇑こちら お惣菜お弁当です。

恒例の自己紹介タイムです。



さすがに皆様自己アピールもうまいです。

ひとを惹きつける話し方勉強になりますね。


まだ午後の部続きます。

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