トコ助産院 嵐です。
昨日、熊本県で大きな地震がありました。
被災された方々には、心よりお見舞い申し上げます。
私の故郷は、和歌山県。
南海トラフにおける地震の可能性は
地震の規模 : M8~9クラス 地震発生確率: 30年以内に、70%程度 と言われています。
特に、私の住む紀南地方は、津波の被害が深刻で
10mを越える津波が、
地震発生後、4~15分程度で沿岸部に到達すると
シミュレーションされています。
そんなわけで
地震の恐怖は、常に頭の片隅にあり
次はうちの番かなあ・・・なんて思っているわけです。
決して、他人事ではありません。
今回の地震の報道に接しながら、本当に心が痛みます。
また、台風銀座なんて呼び名もあるくらい
和歌山県は自然災害が多い土地柄です。
2011年の紀伊半島豪雨では
50名の方が亡くなり、5名が行方不明となりました。
ひるがえって、京都・・・。
2013年 景勝地、嵐山の水害は記憶に新しいものの
京都市は自然災害が少ないですよね。
今、住んでいても、あまり不安がありません。
何だか、京都は守られている気がします。
(私の勝手な印象ですが)
昔の人は、それをわかっていて都を移したのでしょうか・・・。
日本の国土の面積は全世界のたった0.28%ですが
全世界で起こったマグニチュード6以上の地震の20.5%が日本で起こり
全世界の活火山の7.0%が日本にあるそうです。
まさに、災害大国日本・・・
いつどこで何があっても不思議ではありません。
特に命を宿している女性や
子育て中ならば、なおさら不安も募りますね。
けれど、日本人は今まで、数えきれない自然災害に遭いながらも
人間も自然の一部であることをわかり
驕らず、謙虚に、自然と共存しながら生きてきましたね。
八百万の神を敬い
困った時は、お互い様で
助け合う事の大切さを知っている国民性は
災害の多い日本だからこそ
育まれたと言えるのかもしれません。
五十にして天命を知る、どころか
いくつになっても煩悩に振り回されていますけれど
当たり前にある日々に感謝しながら
一日を丁寧に暮らしていきたいと思います。
余震の報道が続いています。
お天気も心配です。
どうぞ、被災地に一日も早く
穏やかな日々が訪れますよう、お祈りいたします。
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