こんにちは
子育てサークルいっぽの内山です🌺
12月1日(水)いっぽの会で
『紅型(びんがた)染め』のワークショップをしました(^^)/
今回参加された方の中には、着付けをされている方や習われていた方も。
その二人とも、紅型染めの帯は大変高価で憧れているので
今回体験できるのが嬉しい(*^-^*)とおっしゃっていました。
みなさん、自己紹介からわくわくしている気持ちが
伝わってきましたよ♪

紅型染めとは、沖縄の昔からある伝統工芸の中でも
唯一の染め物で、その昔…
琉球王朝の王族の衣装に使われていたそうです。
そして江戸時代中期に今の形になったとのこと。
色鮮やかでとってもきれいですよね。

戦争で貴重な道具が消失した中、
紅型染めの御三家が復興されて今に広がった…という
歴史を少し教えていただきました。
いよいよ作業に
使う塗料は、紅型の特徴『顔料』です。
これで、くっきりはっきり、深みのある色付けができるんです。

使う筆も毛先が短く、つんつん(*^-^*)
これを色付けしたいところにあてて、
くるくる円を描くように、三日月を描くように
こすりつけて色付けをするんです!

これが意外と難しくて、
顔料が筆に多くつきすぎると
布の後ろに染み込んでしまったり
余分な水分を取りすぎると
今度は布にうまく色が染み込まなかったりで…
何度も多依子先生にチェックをしてもらいながら
第一行程終了。

次は『隈取』と言って、これも紅型の特徴で
ぼかしを入れていきます。
この作業には色使いのルールがあり、
組み合わせができる色とできない色があるんです(*^-^*)

これによって、あの南国らしい色が出ます。
もくもくと作業に没頭・集中=癒し(*^-^*)
の時間が過ぎていき…
色を重ねていくとこんな仕上がりになります!

そして私たちができる行程はここまで
「色がはみ出てるやーーん!」て、思うでしょ( *´艸`)?
これでいいんです
あとは、先生が洗って糊を落として乾かしてくださるんです。
するとこんな感じに仕上がりまーーーーす!
の、予定です(´▽`)!!


多依子先生の衣装も紅型染め
そのひとつには、お子さんが描いた絵を型に
染められているものがあり、とてもかわかったですよ。
同じ型紙、同じ顔料を使っていても、
色の組み合わせや配色で随分と雰囲気が変わります。
紅型染めを通して、手作業の染め物のあたたかさ、
沖縄の歴史ある色彩にふれられた
楽しいひとときでした。
当日講師で来てくださった小林先生、
小林先生のお師匠さんである
工房チリントゥの戸谷先生、
本当にありがとうございました。
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