トコ助産院 嵐です。
8月13日に、迎え火で祖先の霊を我が家に迎え、
15日か16日に送り火で、祖先の霊を黄泉の国へ送るのが
日本でのお盆の習わしで、15日がお盆当日となります。
この迎え火と送り火の事を、おもに門辺で燃やしていたところから門火と言い
五山の送り火も、この門火のひとつとされているそうです。
16日の五山の送り火は残念ながら土砂降り。
関係者の方々のご苦労に思いを馳せながら
TV中継で、
お精霊(しょらい)さんをお送りする様子を
拝見しました。
さて、六道まいりご報告ブログも
ようやく六道珍皇寺にたどり着きました。
閻魔(えんま)篁堂には、 小野篁(おののたかむら)作と伝わる閻魔大王像と
等身大の小野篁像が合祀されています。
なんと、六道まいり期間中のみの特別公開だそうで
普段は、格子のすき間からのぞくだけ、だそうです。
しっかり拝観できて
何だか、とっても得した気分(*^^)v
小野篁(802年〜852年)は閻魔王宮の役人ともいわれ、
昼は朝廷に出仕し、
夜は閻魔庁につとめていたという奇怪な伝説があり
本堂の奥の庭内には、「冥土通いの井戸」があります。
篁は境内に数多く自生していた高野槙の小枝を伝って、
ここから地獄へ降りたそうです。
2011年に、旧境内地より冥土から帰るのに使った 「黄泉がえりの井戸」が発見されるまでは 嵯峨にあったという福生寺の井戸から 帰ってきていたといわれていたそうですよ。
残念ながら、井戸は、六道まいり期間中は非公開でした。 なんでも、京都最高のパワースポットという噂も・・・。
六道まいりには、期間中、約7万人が足を運ぶそうです。 残念ながら六道珍皇寺で「迎え鐘」は撞けませんでしたが 仕方ないですね~(-_-;)
最後に、訪れたのは若宮八幡宮
普段は通行禁止の裏門
これまた、特別に通れまして、灯りが何とも幻想的でした。
いろいろ、スペシャルやなあ・・・(*^^)v
8月7日から10日までの間には
若宮祭とその協賛行事として陶器祭が行われるそうです。
👆神輿もこんな感じ。
陶器祭は陶祖椎根津彦命(しいねつねひこのみこと)の祭礼で、
氏子の陶磁器業者が中心となって、
五条坂一帯で盛大な陶器市が開かれます。
五条の陶器市は有名なので、皆さんも存じかもしれませんね。
さてさて、六道まいりツアーは21時ごろ、これにて終了。
陶器市は10日が最終日で、22時まで開催らしいのですが
すでに、店じまいを始めているところも多く
ますますお安くなっているようでした。
が、何しろ、気軽に買うには、陶器は重い。
しかも、徒歩!!
また、今度、ゆっくり参りましょう。
ご先祖様あってこその私達。
お盆の風習は、日本人が守り伝えてきた大切な行事。
六道まいり、そして五山の送り火は
京都で、改めていろいろなことを教えてくれました。
長いブログにお付き合いいただき
ありがとうございました。
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