トコ助産院 嵐です。
前回、「 らくらく育児クラス~文月~ 」で
トコちゃんベルトアドバイザー養成セミナー受講の事を書きました。
トコちゃんベルトアドバイザー養成セミナーでは
骨盤ケアの基本的知識と、
トコちゃんベルトと付属品などを使った
骨盤ケア指導ができる技術を身につけます。
私は、すでにアドバイザー資格を取得していますが
ケア内容は、どんどん進化していきますので
指導や技能レベルを持続するために、資格には有効期限があり
資格を継続するためには、再受講と試験の合格が必要となります。
その、セミナーの学習目標のひとつに
「 骨盤ケアの原則と技術を理解し
クライアントが理解できるよう、
明朗快活に説明できる 」
というのがあって
受講生が一人一人お題をもらって
皆さんの前で「お話し練習」するわけです。
さて、みなさん、ご存知のように
「ら抜き言葉」「若者言葉」「ギャル語」など
日本語の乱れが指摘されて久しいですが
「~させていただく」の濫用や
「~していただく・お~いただく」の誤用も多いようです。
たとえば
×開会させていただきます
は 常体に戻すと「開会してもらう」となってしまい、
誰かにやってもらうわけではないので、おかしな表現になるようです。
許可を得て、するわけでもないですしね・・・。
でも、結構、よく使ってしまっています(-_-;)
それから、しょっちゅう耳にする
×お席のほうにご案内します。(○お席にご案内します。)
×カレーライスになります。 (○カレーライスでございます。)
×1000円からお預かりします。 (○1000円をお預かりします。)
「バイト敬語」なるものは、アルバイトのマニュアルの中にあるそうです。
「ほう」は
・方向を指す場合、
・2つのものを比較して一方を指す場合
に使いますが、
方向を指しているわけでも、比較をしているわけでもないのに
「ほう」をつける場面は、アルバイトに限らず、かなり多いですね。
そういえば、病院勤務していた時、申し送りで
「体温のほうは」「血圧のほうは」「点滴の残量のほうは」
なんて、何でもかんでも「~のほう」を連呼する人がいて
申し送りの内容よりも、「のほう」が気になって仕方がないことがありました(-_-;)
それから、歯医者さんに行った時
「お痛みはありませんか?」
と聞かれ、一瞬、何を聞かれているのかわかりませんでしたが
痛みにまで「お」をつけるのだなあ・・・と驚いたことがあります。
でも、たまに、自分で言ってることがあって、冷や汗ものです。
さてさて
セミナー講師である、渡辺信子学院長から
そんなNGワードや、話し言葉の4原則など
話し方の基本の講義を受けてから
いよいよ、お題をもらっての「お話し」です。
お題は
「骨盤は体の要」「ペタンコ座りの弊害」「現代人の骨盤」
「骨盤の4つの型をあげてどのように成長するか説明せよ」
などなど・・・。
自己紹介とお題を2分でしゃべります。
こうして書くと、頭ではテーマを理解しているつもりですが
いざ、それを、わかりやすく話すとなると
「内容」はもちろんのこと
「言葉遣い」「声の大きさ」「話すスピード」「視線」「表情」
などに気を配る必要があり、ハードルは高い・・・
改めて、日頃の話し方の反省点が、たくさん見つかりました。
以前、買った、池上彰さんの
『 わかりやすく〈伝える〉技術 』
もう一度、読み直そう・・・。
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