
「サティシュ・クマールの 今、ここにある未来」上映会 & シューマッハカレッジ体験ツアーお話会 with 淡路サンアシュラムToshi/児玉俊彦開催レポート
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「感謝のことば」
この会をつくってくださった全ての方に、ありがとうございます。参加できなかったけど想いを寄せてくださった方、忙しい中スケジュールを調整して来てくださった方、ごはん・お野菜・お菓子など持ちよってくださった方、グループトークでは緊張しながらも想いを伝えてくださった方、思いっきり楽しんでくださった方、お話会では私の足りない言葉をサポートしてくださった方、準備や片付けをお手伝いくださった方、皆さんに対して、今、ふわふわと嬉しい気持ちがあります。

「こだわったこと」
この会は3つのパートに分かれていました。サティシュの作品上映会・シューマッハカレッジお話会・淡路サンアシュラムお話会です。サティシュさんという偉大な方の素晴らしい言葉とエネルギーを感じる時間の後、サティシュさんの思想が形になっている場所の紹介とそこで私が感じたことの個人的な話、そして最後にToshiさんが淡路島にアシュラムをつくることを夢見てから現在に至るまでのストーリー。その間に、グループでの感想シェアや全体への発表などをはさんでいきました。最初に大きな理想やテーマを共有し、段階を追って最後にはそれが自分事に近づいていくような流れをつくりたかったからです。

「すきなこと」
私は昔から人見知りだし、みんなの前でお話するのが苦手だし、一対一の会話もうまくできない。だけどその分、自分の想いを表現することや人とのコミュニケーションが苦手な人が、どうすればその場に心地良くいられるか?を想像するのがすきです。今回はトコ会館がはじめての方もいたし、既に仲良しのグループもあったので、中には溶け込めずに過ごした方もいるかも知れないけど、どうだったかな?こちらから一方的に話すのではなく、一人一人が表現する時間をもてたことは嬉しかったし、私の目には、場全体が呼吸してるみたいに映っていました。

「もちよってくれたきもち」
お話会は、みんながもちよってくれたものでごはん会をしました。無理なく、楽しく、想いをシェアできる範囲でとお願いしていたので、もってこれなかった人も、買ってきてくれた人も、朝採り野菜をもってきてくれた人も、手づくりしてくれた人もいました。みんなが居心地悪さを感じず美味しくいただいて喜んでくれてたら嬉しいな。私はカレーを2種類つくりました。味の違いをだしたくて、それがちょっと難しかったのと、沢山つくったので味のバランスがうまくいってるかわからなかったこともあったけど、ふとみるとお鍋の底までちゃんとすっからかんになっていた時、喜びを感じました。私はあぁいう場では何も食べられなくなるし、誰が何をつくってきてくれたか把握しきれてなかったけど、みんな本当にありがとうございました。

「おもいをかたちに」
Toshiさんの淡路サンアシュラムのストーリーには、グッと引き込まれるものがありました。私たち一人一人には素晴らしい力があるということ、それを活かして自らの暮らしをつくりだすこと、お金を介することによって本来は美しくて喜びを伴う労働からそれが失われてしまうことを知り、自分らしく喜びとともに労働すること。私にとっては、「アシュラムのビジョン」よりもそれをつくりだしたことへの尊敬が湧いたし、一つ一つの言葉が心に響きました。

「これからのこと」
このような上映会を継続していきたい。なんでも話し合える場をつくりたい。若い人とつながっていきたい。既成概念をこわしてしまえるような面白いモノ・コトに出逢い、新たな発見をしていきたい。カラダを通して学ぶ楽しさを子どもや大人とシェアしていきたい。「より良い未来をつくる思想のモデル」「人と人がゆるやかにポジティブにつながれる場づくり」「ヨガ・呼吸法・瞑想など、カラダを通して自分と深くつながれること」「社会的弱者という言葉がなくなる社会」こんなことに興味があります。

また、こんな場をつくりたいと思います。そこで色々語れることを楽しみにしています。
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photo by 馬淵瞳